2013年4月9日火曜日

ライスプレッドクッカーごぱんが故障 E-10

SPM-RB1000 SANYO GOPAN

先日 家内(おばはん)から米パン焼こうとしたら E-10 表示で動かないので米パンが焼けないどうしたらいいの? 直して、 とのクレーム。

E-10表示の場合は販売店に連絡と取扱説明書に書かれていた との話から ごぱん本体を確認しましたらやはり E-10 が表示されます。スタートしてから約30分後に起こる症状です。
その時に本体から唸る音が数秒発生し E-10 表示でエラーとなります。そのあおりで晩御飯はおじやとなりました。

インターネットで検索すると投稿者があり E-10 はミルモーターのエラー症状であることが判明。

小生も取扱説明書を隅々まで確認しましたが E-10 については詳しく説明されていません。フローチャートをたどると販売店に相談となっており 購入後50回ほどしか米パンを焼いていないし 購入後1年前後しか経過していません。そんなに早く故障する調理器か? 疑問に思いました。

家内(おばはん)に使用後取扱説明書に記載されている分解掃除は実施しているか? と確認するとパンケース、ミル部の分解掃除はしているようでした。故障に至るまでの内容を把握しますと 取扱説明書に記載されている項目 61ページに記載されていた クリーニング作業は正常な機能を維持するための重要な作業 とは明記されていません。記載内容は簡単に記述された それでも米パン羽根の汚れが気になる場合に、 としか記載していません。時間のかかる面倒くさい事項でもあり 時々しかしていない事が判明しました。

焼きあがった時点での 米パン羽根部
左の写真は米パンが焼きあがった時の 米パン羽根がパンに埋まって焼きあがり状態です。
 
ここで米パン焼き器 GOPAN の特徴などを小生解釈で記載します。素人判断記載ですので メーカーとの解釈が異なる場合もあります。調理器具内の構造などを表現している事柄が専門的な表現として含まれているかもしれません。読まれる人により意味不明な記載表現個所もあると思います。凡人が記述している事項ですので間違っているかもしれません。その場合は愛嬌としてご勘弁を !
 m(_  _)m


ごぱんの特徴
焼きあがった状態での米パン羽根部内部

ごぱんは 通常の白米を粉状にしてパンを作る調理器具です。

固い白米を粉にするため説明書ではミル、日本語では臼ということになりますが 水分を含んだ米を砕く工程です。この作業が一番消費電力が大きく(450W) 大きな力が必要な個所です。ミル動作時には道路工事のような騒音(小生の家内おばはんの表現)が発生します。その後水分と米粉が混じり合った状態でイースト菌と小麦グルテンが投入されます。

   (本体内部にはミル用とこね用各専用のモーターが使われています。ミルモーターについては専門家が工事現場で使用するような電気ドリル並みの力を持った整流子モーターが採用されています)

米パンケース 下部の軸受け
その後の工程については通常のパン焼き器と変わらない工程となりますので省略します。

ごぱんの構造は米の粉砕工程、パン生地工程、発酵工程、米パン焼き工程の順番で自動的に米パンが完成します。

以上の工程において米パン羽根、米パンケースが重要な部品となります。

①.まず米パンケースの下部には本体モーターからの動力伝達するための軸受けが取り付けられています。この軸受はパンを焼く場合には非常に高温となります。反対に米を粉砕するときには水と混ざった米があります。パンケースの軸受けから水漏れがあってはなりません。この構造は機械的に設計の難しい個所です。

パンケース下部の軸受けと軸(シャフト)
②.米パン羽根は上部の写真ですが 米を粉砕するミル部とパン生地をこねる羽根部が合体した構造です。この箇所も水に浸かって動作します。その後焼き工程では非常に高温となる個所です。この箇所はパンケース下部の軸受けからの回転力により動作する部分です。設計者の苦労がわかります。

一番重要なことは 米の粉砕された粉が回転動作する部分の隙間に侵入して のり状の物質が焼き工程で固体化します。回転部分に入り込んだ物質が糊と同じ性質がありますので接着剤となります。

古くから日本では紙の接着剤としてご飯粒が米糊として多用されています。障子、ふすま、掛け軸などです。

焼きあがった後 米パン羽根部は水またはぬるま湯に浸して付属のブラシなどで掃除するように取扱説明書に記載されています。

ここで問題は 目で見える個所については掃除で解消できますが 目視確認できない個所 回転部分などに侵入して接着された部分が完全に除去されていませんと 接着剤(米のでんぷん)が残ったままであれば 各部品が正常に回転できなくなり 故障原因となります。

 同様にパンケース下部にある軸受けと軸(シャフト)の部分にもでんぷんが侵入し焼きあがった時には軸は回転しません。水又はぬるま湯を米パンケースに300ccほど注入します。浸した後 水が入ったまま本体から動力を伝達する部分を回転させますと軸受け部に付着していたでんぷんが除去できます。

これらの各部品の清掃を完全に実施していない場合 軸の回転が重たくなり 最悪は軸受けが回転しません。こうなるとミルモーター起動不良とマイコンが判断し E-10 エラーを表示し 運転停止となります。一種のの安全装置が動作したことになります。

このような仕組みでごぱんは設計、製造されています。(凡人解釈です)

故障となった原因と対策

ここで重要な作業をしなければなりません。一般ユーザーにおいては ミルカッター部の隙間に入った でんぷんの固化した物質は簡単に掃除することができません。取扱説明書の 61ページに記載されている クリーニング作業が重要となります。クリーニング動作はパンケースに水を注入し クリーニングモードにしますと 約30分後に本体にあるモーターが回転します。水に浸かったまま回転しますので回転中にふやけて柔らかくなった隙間に入ったのり状の物質が回転部から水に溶けだし各部の回転が滑らかになるわけです。30分ほど水に浸していますのでクリーニング作業ができるわけです。
水浸せずに無理やり回転した場合には 接着物が固体化しており 砂粒の状態と考えられます。この状態で無理やり回転しますと 回転部に傷が発生し 米パン羽根部の寿命を縮めると判断できます。
これらの作業を確実に実施しないと 残留物であるでんぷんにより回転部が接着状態となり 次回パンを作るときには ミルが回転できません。 E-10 エラーと推察できます。

このことからパン焼き、各部清掃の後 米パンケース底にある 軸を手で回転させて ミル、こねる羽根が動くのを確認してから収納するように心がけてください。正常に回転に要する力を感覚として記憶してください。今後の参考となります。

最終的に改善するには高額な米パン羽根と米パンケースの交換となります。

同様に米パンケース軸受けも回転が重くなったり 軸受けから水漏れする場合は 米パンケースの交換となります。原因は軸受けにでんぷんが侵入したためと思います。

部品入手先が判明しました。下記はパナソニックでの直販部品付属品販売のアドレスです。もしくは近くのパナソニックサービスステーションに注文又は ゴパン購入店に補修部品発注となります。

https://ec-club.panasonic.jp/mall/sense/com/relation_product_display.do?beams-current-action=query.kensaku&beams-action=query&beams-dup-request-check=false&SOMDSP_FL=1&DHY_HB_H=SPM-RB1000(R)&SHP_ID=A0001&SEARCH_HB_H=&DSPTNI_BDY_H=1&DSPTNI_SOM_H=0&CTG_CD_H=%2C%2C&CTG_CD1_H=80000000&CTG_CD3_H=&CTG_CD4_H=

参考記載

米パン羽根は 税抜き 3,500円 米パンケースは 税抜き 3,500円  販売当初に比較して販売価格が下がったようです。現在供給されている米パン羽根は部品コードが変わっており メーカーで羽根を改善したように思います。米パンケース完成は税抜き 6,000円 します。違いが判りませんので購入時には必ず詳細をメーカーに確認してください。部品の写真が掲載されておらず取扱説明書の部品名との若干違があり不親切な記載内容です。注意し確認をしてから注文してください。
米パン羽根はメーカー補修部品 ブレードアツセイ、チュウイショSET 部品コード 6370272429 米パンケースの補修部品名 ホッパーセット、ホルダーツキ、ライス 部品コード 6370267913 と記載されています。補修部品として購入しましたので詳細が判明しました。なお米パン羽根には注意書きとして お手入れ方法などが明記された印刷物が添付されています。今回購入しました補修部品との構造を比較しますと一部改良しているようです。

注意事項
以上のような項目を 各部品の点検・清掃をしており 軸、こねの羽根、ミルも正常に回転するのにエラー表示が出る場合は 販売店又はメーカーお客様相談窓口まで 相談・確認してください。他の故障かもしれません。

今回小生宅で発生しました故障は カッターの刃であるミルが接着された状態となっており 回転できないままパンを焼いたための症状です。
現在ミルロック原因を取り除きましたので  E-10 不具合は発生していません。修復後運転騒音が多少静かになった ! とのことで ミルの回転がスムーズになった結果だと思います。故障前には大きなミルの騒音があった と 使用者が言っていました。米パンが再び焼けるようになりました。

収納前の確認事項


清掃後左の状態にして 米パンケースの下部にあるモーターからの力を伝達する金具を指で回転させます。

①. .時計方向に回転すると少し重たいですが回転します。真上からは見えませんがミルの刃は回転しています。羽根は米パンケースに接触しており回転しません。

注意 ! ! ! カッターの刃を直接手で回転させると 怪我の恐れがあります。無理に回転させないでください。

②. 反時計方向に回転しますと先ほどよりは回転する力はいりませんが 今度はこねる羽根が回転します。

このように各部が正常に回転してしないと次回故障となり パンが作れません。各部品は乾燥後保管してください。収納時には正常にミルが回転していましたが 微量の残留物により次回焼いたときに E-10 エラーも経験しています。

又米パンを新たに作る場合にも上記の部品の動作具合を確認してからパンを作成すれば 失敗する確率が低下します。収納前の各部点検、パンを焼く前の各部点検を心がけてください

個人的な解釈による修復  (自己責任での作業)

今回はミルが正常に回転しない症状でしたので クリーニングモードを実施せずに修復しました。
女性の方々には真似ができない作業と思われますので参考程度とご理解ください。


上の写真はカッターであるミルを強制的に回転させる治具を作成しました。カッターの刃を直接手で回転させると怪我の恐れがあります。今回中央にあるシャフトを工作しました。直径が7mmのアルミパイプと竹箸、2×20mmの真鍮ねじを用意しました。アルミパイプは強度がありませんので中に竹箸を入れています。先端から10mmほどのところに直径2mm真鍮ねじを取りつけますが加工は電気ドリルを使用します。パイプ両脇から1mm程度の突起を作ります。ロックピンの作成です。アルミパイプの長さは200mm程度であり パイプは近くのホームセンターで簡単に購入できます。

誰でも工作できる作業とは思いませんが 安全にミルの刃を強制的に回転させるための延長シャフトを作成しました。シャフトにはホームセンターで2千円程度で販売されている安価な電気ドリルドライバーに接続します。
水桶に水を張った状態にしておいてまずは米パン羽根部を水又はぬるま湯にしばらく浸します。その後米パン羽根を片手で持ち 水没した状態で治具と電気ドリルドライバーを使い 正、逆回転させて付着したでんぷんを除去します。水中で回転しますので でんぷんが糊状となり水に溶けだし 除去作業ができます。水温が高ければ付着物が簡単に取れますが あまり温度が高い場合は火傷をする危険性があります。作業には注意を要します。電気ドリルは使用しなくても作業はできますが 治具のシャフトを回転させるのに手の力が結構必要です。シャフトに てこの原理でハンドルを取り付ければ大きな力は必要としません。


以下の作業内容は誰でもできる作業ではありません。自己責任による作業です。カッターは軸受けに圧入されていました。

ミルカッター部を分解しました。軸受けにはでんぷんが混入しておりメーカーからの説明書に記載されているクリーニングでは軸受けに侵入したでんぷんの除去が完全ではありません。分解後軸受け部をエチルアルコールで清掃したのち 軸受け部に食用油脂ショートニングを塗布して再組み立てした結果カッター部のでんぷんによる回転しない症状が改善されました。この作業では多少延命となりますが完全ではありません。新規米パン羽根を購入しなければなりません。

一般家庭でのミルを強制的に回転させたお手入れ

一般家庭においての ミルの回転が重たい・回転しない場合の対処方法を記述します。クリーニングモードと同じ方法で 米パンケースと米パン羽根を本体に装着した状態にします。こねる羽根を手動で回転することにより 硬くなったミルを強制的に動かすことができます。本体からの軸受け回転部は停止状態の場合 軸は大きな力でも回転しません。ゆえに 米パン羽根部を手動で回転させた場合は 強制的にミルを回転させることができます。米パンケースはクリーニングモードと同様にぬるま湯を注水して作業をしてください。てこの原理で羽根を回転させた場合は大きな力はいりません。米パンケースに羽根が接触しないようにして羽根の回転作業をしてください。
通常パンが焼きあがった場合お手入れのために注水しますので 固化したでんぷんが柔らかくなります。手動でもクリーニングモードに似通った作業ができます。
ただ羽根先端をもって作業をすると羽根の破損なども考えられますので力の入れ方には注意してください。
最初の一瞬だけが大きな力がいりますが その後は大きな力はいりません。スムーズな回転になるまでクリーニング作業を続けてください。
 
注意 ! ! !  上記の様な作業をする場合には本体のプラグはコンセントに接続しないでください。モーターが電気の力で回転しないようにするための安全策です。

又頑固な回転不具合の時には 米パン羽根を熱い目のお湯にしばらく浸した後 クリーニングモードを実施してください。回転部隙間に侵入していたでんぷんは お湯で溶解しやすくなると思います。米パン羽根は数百度の温度に耐える構造ですので 適宜判断してください。回転部分・周辺部分の部品は金属製ですので 長時間の水浸状態は錆が発生する可能性があります。不必要な水浸は避けてください。

万が一 米を入れて E-10 エラーとなった場合には パン焼き器から米パンケースを取り出し下部にある本体からの回転を伝える部分を手で強制的に回転させてミルが動く場合は再スタートをすれば正常に焼くことができます。その結果焼き上がり時間は約30分ほど遅延しますが。
このような状態を避けるため 焼く前には再度ミルが回転できるか確認してからパン焼きをしてください。

ご安全に ! ! ! ! 
 
上記御手入れ方法は 自己責任における作業です。メーカーの取扱説明書には記載されていません。取扱説明書には あいまいな的外れ 一般常識程度の簡単な記載だけです。Q/Aの項目には今回発生した症状の 原因と対処方法は記載されていません。
これだけインターネットの媒体により故障状況を検索されていますが メーカーからの情報開示がありません。不親切と思われませんか? 発煙・発火・人身事故などを伴わないため 通常故障として情報開示しない 隠ぺい体質でしょうか? 使用頻度が数多くないのに 米パンが焼けない(E-10) という故障がゴパンを所有している方々で発生し数多く検索され閲覧されています。

上記の作業がクリーニングモードに似通った修復作業です。手動で作業したわけです。


GOPANに添付された説明不足の取扱説明書 記載事項


一般ユーザーにおいては 通常数回クリーニングモードを実施ても改善できない場合は下記の所へ ご相談してください。



今回の故障原因は

一応取扱説明書に記載されている手順でお手入れはしたが 動力伝達、回転部分に でんぷんが残ったままとなり 接着された状態で パン焼きをしたために ミルが回転出来ないため E-10 エラー症状となった。  との個人的な結論です。
使用回数が多くなるほど回転部に固化したでんぷんなどにより回転部が傷などが発生し 軸受けの水漏れ、ミルの回転不具合が発生し故障原因となっていると思います。

一応米パン焼きは上記の作業及び清掃で回復しますが 根本的な改善とはなっていません。ミルの回転部、米パンケース軸受けには傷が多数発生しており使えば使うほどミルの回転不具合と軸受けからの水漏れが発生します。構造的な問題であり新規に供給されている補修部品については改善されているかいないかはホームページなどを確認しても記載されていません。

問題解決には 米パン羽根、米パンケースの交換しか方法は見つかりません。しかし補修部品の価格が高額であり耐久性に問題ありと個人的に解釈しました。回転するミルの羽根は羽根部の本体にねじではなくカシメで取り付けられており簡単に交換できません。米パンケースについては軸受け部の交換でコストが安価になると思います。M4のねじ4本で固定されています。アッセンブリー供給ではなく不良部位の部品交換で対応ができれば゛安価になると思いますが ? ・・・・・・・
上記の作業はサービスマンであれば可能な交換作業範囲と思います。しかし技術料金を考えると ・・・・・・ 

上記作業は自己責任での作業です。不明の場合には 内部を分解せずに

購入販売店もしくはメーカーお客様相談窓口まで連絡してください。品番SPM-RB1000


多少とも参考となりましたでしょうか?

メーカーから添付されていました取扱説明書には機能を維持するための一般的な簡単な使用後のお手入れ方法しか記載されていません。GOPAN を愛用していますユーザーの方に 自己で修復できるトラブル解消策として E-10 トラブル発生の時には 詳しく記載されていないメーカーからの取扱説明書内容と表現は異なりますが 故障原因と対策参考となる写真も載せました。個人的な解釈内容です。メーカからの回答とは異なりますが 貴重な時間を割いて修理に出す前に参考となる記述内容と思います。記載内容をご理解いただき ご活用いてただければ幸いです。

数多く米パンを焼かれる方であれば 予備の 米パンケースと米パン羽根を準備されればよいと思います。補修部品として購入すると米パンケース、米パン羽根は高額な金額です。

まとめ

取扱説明書には記載されている事項ですがなかなか現実には細かな個所のお手入れなどは使用される人の個人差などもあり ユーザーでは設計者の意図などは理解されにくい事柄と思います。メーカーとしてはもう少し詳しく説明書に記載されていれば故障とはならず 焼き終わった後の清掃作業の重要性を重点に記述するべきと思います。今回の故障でクリーニングモードの必要な作業内容が理解できました。小生のような一般凡人が理解できるような事柄です。しかし使用者である家内(おばはん)では清掃作業の重要性は理解していません。必ずほかのユーザーでも発生し悩んでいる故障と判断しました。説明書には故障する原因と対策などを詳しく説明されていません。量試段階で開発設計者は今回発生した事柄は把握していたと推察できます。なぜならクリーニングモードが機能として存在します。クリーニングモードが必要な事項の内容説明が的外れです。あとは取扱説明書作成段階での認識不足と推察しました。ブログなどにi数多く掲載されるような事柄 メーカーとして落ち度はありませんか? 一流企業  Panasonic GOPAN ホームページ を閲覧しましたが Q/Aの項目には今回の故障での対応策は記載されていません。ユーザー満足度は良いと思われますか?
 他社にはない米パン焼き器です。長期間ユーザーが満足して使用するためのお手入れ方法などは取扱説明書の巻末ではなく機能を維持するために 長所、欠点は記載するべきと思います。故障もなく長期間使うためには 販売後正常な機能を維持するためのお手入れ方法説明が ユーザーにお任せする重要な事柄 です。この機種はすでに生産終了となっていましたが 10万台を超える画期的なベスト商品です。メーカーとして販売後の故障における迅速なユーザーサポートを期待します。

ブログで多数の方が記載されている内容から推察すると 新しく米パンケースと米パン羽根を交換すれば回避できる問題です。それらの部品に何らかの問題があるのでしょうか?  それともユーザーに問題を御手入れ不足故障として押し付けるのでしょうか? 補修部品が高額であり米パンを作成するにはトータルコストを考えると ・・・・・・・・  各ユーザで解釈してください。各部品は消耗品扱いであり耐久性については詳しく取扱説明書には記載はありません。メーカー純正小麦グルテン2箱半、50回ほど米パンを焼いてでの症状です。


Panasonicお客様相談窓口からはごく一般的な簡単な無策のメール回答しかもらっていません。失望しました。"弊社のサービス機関または購入販売店へお持込ください" の回答であり "弊社のサービス技術者が該当商品を確認しない限り回答はできません" の回答です。このブログ内容を確認してもですよ ! ! !  いまだにアクションを起こした形跡が見受けられません。GOPANが故障してユーザーが困っているのに ****? の項目について詳細の回答は得られていません。ユーザに不利益とならないような回答できる策を立ててください。さわらぬ神にたたりなし ! ! !   お客様相談窓口担当者はユーザを軽視したような逃げ腰と思います。対応した担当者からのメール回答では自分の名前さえ記載されておらず数回的外れの返答をしています。こちらから催促をしてようやく担当者名が確認できるような企業体質です。一般常識はずれの相談窓口担当者対応です。パナソニックの子会社になる前のお客様相談窓口より不親切になったように感じました。取扱説明書を含めメールによる文書回答は的を得ない企業対応です。
メール内容を公開してもよいのですが 回答メールには下記のような注釈があり個人情報も一部含まれているため記載はしませんがやり取りした内容ついてはご想像ください。

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パナソニック株式会社 Webお問合せ窓口
※このメールに記載された内容の転載や二次利用は
ご遠慮ください。
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凡人のメーカーに対しての愚痴はここまでとして

楽しく米パンを作りましょう・・・・・ 通常のパン焼き器に比べると焼きあがるのに時間がかかりますが米粒から作れるので我慢しましょう。

長持ちさせるには 焼き終わった後の清掃(メンテナンス)が重要です。



無銭庵 仙人の独り言

家内(おばはん)が時々趣味でパン・ケーキ作りをしていますが いつも家の中にあるものが壊れると小生に修理依頼があります。小生も道楽、趣味で忙しいのですが さすが食い物となると小生にも影響がありますので その都度文句を言いながら修復しています。ただ修復してもお小遣いはいただけません。無償作業ですよ!!!! 特技は過去の仕事内容から 身の回りに存在するものは 動作原理を理解し 故障した場合原因を究明し修復することです。

米パンを焼いた後パンがパンケースからうまく取り出せないとぼやいていました。取扱説明書に記載されているやけど防止のミントを両手にはめて作業していました。なかなか外れません。
見かねて 木のまな板を出してくれと言ったら変な顔をしていましたが 小生が焼きあがったパンケースを逆様よりはちょっと角度をつけて パンケース上部1辺をコンと軽くまな板でショックを与えると 焼けたパンがすんなり出てきました。パンケースが変形しないように軽いショックで取り出せたためびっくりしていました。機械でも同様ですが外れにくい場合はショックを与えます。取扱説明書だけではなかなか作業方法はわかりません。メーカーさん パンを焼いた後取り出している画像を動画サイトでも投稿していただけませんでしょうか? 画像を見れば解りやすいのですが。 

ブログで紹介されていますが 多くの方がパンの焼き上がり時 パン取り出しに苦労されているようです。自動で焼き上げた場合にも 簡単にパンが取り出せるように現在試行錯誤しています。良い結果が出ましたら随時追記します。 

実験の結果報告

GOPAN 米パン 焼き上がり時パンがパンケースから取り出しにくい ! ! !   を 改善

パンケース軸(シャフト)とミルカッター・こねの羽根の接合部にでんぷんが入り込み 焼きあがった状態では接着された状態となり 焼きあがったパンが取り出しにくいことの原因が判明しました。ミル回転不具合と同様の症状です。

取り出しを簡単にするため 米パンケースの軸に ショートニング 塗布してから羽根を取り付けることにより 軸と羽根の間にでんぷんが入り込むことができにくくなります。軸受け接合部のシール材として使用します。その結果簡単に焼きあがったパンが取り出せます。食品機械などでは食品に触れる場所では通常の石油系機械油(グリス等)を注油できません。そのため食品油脂(サラダ油・バター・マーガリン等)を食品工場の機械では潤滑材・シール材などとして使用します。ショートニング は米パンを焼くときには食材として投入しますので シール材である ショートニング が多少パンに混入したとしても 食品安全衛生上問題はありません。投入する同じ食材で軸受けをシールするわけです。
同様に米パンケース下部にある軸にも固化したでんぷんが入り込み軸受けを痛めていると思います。水漏れの原因ともなりますので同じくショートニングを軸受けのシール材として塗布してください。米パンケース内の軸受け部全体にショートニングを塗布することです。

米パンケース、米パン羽根消耗品扱いとなっており寿命が短いと思います。取扱説明書には補償対象外と明記しています。取扱説明書59ページ消耗品(有償)として記載されています。
米パンケースの軸受けから水漏れが発生する場合は 軸受けの摩耗劣化と判断できます。軸受け部隙間ににでんぷんが入り込み寿命を縮めたと解釈できます。軸受けまたは米パンケースの交換となります。これも消耗品でしょうか? 耐久性がよいとは思えません。

我が家では自動パン焼き器は5台目となりますが 小麦粉パンなどについてはほかのパン焼き機より優秀です。特にレーズン、クルミ入りパンなど菓子パンは他機種では不可能な出来上がりです。

凡人の独り言です !

by musenan sennin